Jeffrey Dahmer
犯行の概要
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犯行の多くは,チョコレート会社で攪拌(かくはん)係の夜勤工員として勤務していた1987年から1991年の4年間に行われた。
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主にミルウォーキーのゲイバーで拾った同性愛者を狙って犯行を繰り返した。
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他の多くの連続殺人犯とは異なり,ダーマーは自家用車をもたず,たいていバスやタクシーで移動した。
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被害者たちは,彼の自宅に連れてこられ,薬物を飲まされ,絞殺された。
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殺害後は死姦や死体損壊,カニバリズムにいそしんだ。死体は解体され,パーツは冷蔵庫や樽に貯蔵された。被害者の頭に穴を開け酸を注ぎ込むことでゾンビを作ろうという試みが失敗したため,ダーマーは精巧な死の神殿を作り上げる計画を立て,頭蓋骨を茹でて肉を削ぐことを始めた。
検挙とその後
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被害者になりかけた者の証言から犯行が発覚し,逮捕された。
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その後,自供し,裁判では(法的な意味で)精神障害ではないとされ,16件の殺人で終身刑となる。1994年11月,コロンビア刑務所で同房の囚人に撲殺された。

